サーフィンに役立つ地形と波の関係

サーフィンに適した波というのは海底の地形「ボトム」によっても影響を受けます。
波はまず、うねりとして海岸へ近づきます。うねりは水深が浅いとスピードが落ちるという性質があるため、
海岸へ近づいて遅くなったうねりは次々と後ろのうねりに飲み込まれて高さを増し波になるのです。

 

砂浜では砂が風や潮の影響で沖に流されて海底の形が変わり、不規則な段や砂の角を作り出します。
これにうねりがぶつかることで波が生まれるのです。砂の形が変わると波も変わる上、
砂浜の多くに波消しブロックなどが置かれているため、波が読みにくいように思いますが、
遠浅のビーチは速度が遅く高い波は来にくいため初心者には最適です。

 

ボトムが岩やサンゴのようなリーフの場合、うねりが決まったポイントで波になります。
高く安定した質の良い波ですが、急に深くなっている事が多く潮の満ち加減で波があるかどうか
決まることもあります。
リーフはサーフィンに適した波が来やすい地形と言えますが、海底は堅く波は高くて早い上、
潮の満ち引きで沖に流される恐れもあり危険があることも十分に認識して下さい。

 

河口付近ではボトムに玉砂利や砂等で三角州が形成されており、
うねりがぶつかると安定して良い波ができやすい場所でもあります。
しかし、川上から流れてくる水は沖へ向かう流れの早いカレント(潮の流れ)を作り出す事があます。
河口は上級者向けの地形と言えるでしょう。

 

サーフィンをするには良い波の来るポイントは大切ですが、
まずはご自分のレベルに合った場所を選ぶようにしましょう。

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