レーシックと保険
レーシックは以前より利用しやすい価格になったとはいっても、1回に10万〜30万かかる手術なので、
「保険が使えるかどうか」という点が非常に気になるところです。
これが使えれば、自己負担分が少なくなるので便利なのですが、レーシックは
実際どのように扱われるのでしょうか。
まず、「健康保険」の適用はありません。
健康保険は日本の国民は加入が義務とされているもので、けがや病気など医療が
必要となった時に医療費を国が一部負担するという制度です。
レーシックは自由診療として扱われるため、コンタクトやメガネと同様に適用の対象外となります。
次に、自由に加入することができる「生命保険」と「医療保険」ですが、
これは加入している種類によっては対象となることもあります。
契約書を確認しても分からない場合は、手術を受ける前に加入している会社に連絡をして、
レーシックがその適用の対象となるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
対象となるかならないかによって負担する額が大きく違ってきますので、事前にチェックしておくことが大切です。
ちなみに、レーシックの手術は医療費控除の対象となりますので、確定申告をすれば
税金の還付を受けられる場合があります。
医療費控除は、1月から12月までの間に払った医療費が10万円を超える場合に、
確定申告をすることによって税金が戻ってくるものです。
申告には領収書が必要になるので、手術の際にもらった領収書はなくさないように保管しておきましょう。
手術費用を少しでも抑えるためにはこうした制度も利用するとよいでしょう。